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治療(基本治療)~歯周病治療~

歯周病治療

“歯周病の治療” 日本人の歯を失う原因1位は歯周病 ~40歳までは“むし歯”40歳からは“歯周病”で歯を失う~

歯周病治療には“セルフケア”が非常に重要です

歯周病治療を行っていく上では、ご自身でのケア(プラークコントロール)が非常に重要になります。患者さんご自身のプラークコントロールがしっかりできない状態で歯周病治療を行っても、高い確率で再発してしまいます。また、歯周病治療後は、定期的なメインテナンスを行うことも非常に重要です。

治療は正確な「診査診断」から始まり、「治療計画」を立て、「患者さんごとに最適な治療方法を選択」して治療にあたります。
歯周病治療後は、定期的なメインテナンスを行う事によって再発を防ぎます。

歯周病治療には“正確な診査・診断”が必要不可欠です

歯周病の治療では、正確な診査・診断が必要になります。

バケツに水を満たしたいときに、水が漏れてしまったからといって、ただ単に水を足しても、バケツの底に穴が開いていては、水を足すということは根本的な解決にはなりません。

水を足すということは、医療でいうと「対症療法」にすぎず、原因を取り除かない限り根本的な問題は解決しません。そのことからも、しっかりと原因を見極めるために、まずは、正確な診査・診断が必要となります。

歯周病の治療は基本的に難しいものではありません

歯周病治療の原理は単純ともいえます。

歯周病は、歯に付着した細菌の塊であるプラークによって引き起こされた病気です。ですから、その原因であるプラークを歯面から取り除くことが基本的な歯周病治療です。

歯肉炎、つまり歯を支持している組織に炎症が及んでいない状態では、歯ブラシをご自身で正確に用いることによって、さらに、歯科衛生士が専用の器具を使用して、プラークをしっかりと除去することによって、健康な状態に戻すことは可能です。

・「(2)歯周炎」 → 「(1)健康な歯周組織」や「(3)中程度の歯周炎」 → 「(5)歯周炎の治療後」まで戻すことは可能です。
・「(3)中程度の歯周炎」 → 「(1)健康な歯周組織」や「(5)歯周炎の治療」後 → 「(1)健康な歯周組織」までは戻すことはできません。
上記で示した歯周病で戻すことが可能な状態の説明はあくまでも目安ですので、患者様の口腔内状況にもよります。

スケーリング・ルートプレーニング(SRP)

歯周病の再発予防のために、プラークの清掃 = ハミガキは欠かせません。しかし、歯と歯ぐきの間から、歯の根に沿って、歯を支える組織(歯周組織)に感染が及んでしまった状態である「歯周炎(歯槽膿漏)」になってしまったら、ハミガキだけでは治りません。

歯科衛生士や歯科医師が、「スケーラー」または「超音波スケーラー」という専用の器具を使用して、細菌を歯ぐきの下の根面から除去する事が必要になります。ひとたび歯周病に罹患し、歯周炎に至ると、歯と歯茎の間にポケットのような状態(歯周ポケット)ができあがり、この中には多種の細菌が棲むことになります。こうなると麻酔下で、歯肉の下に隠れた根面を、専用の器具を使用して清掃する「ルートプレーニング(SRP)」と言う処置が必要になってきます。スケーリングとは、歯肉の上の歯面に着いた歯石(唾液の中のカルシウムが石灰化したもの)をとることですが、これは割と簡単にとれます。

一方、歯ぐきの下に着いた見えない部分の歯石(歯と歯ぐきの間の、見えない部分に貯まった細菌の死骸などが石灰化したもの)は、根面にかなり強く着いていますので、取るのはかなり厄介です。この歯石自体は、特別害はないのですが、細菌が付着しやすいので、麻酔をして丁寧に時間をかけて完全に除去する必要があります。

  • 超音波スケーラー

  • ルートプレーニング

  • スケーリング

治療後のメインテナンス(治療以上に大切)

ひとたび、歯周炎になってしまうと、歯科衛生士や歯科医師によって、その細菌を歯面から除去しますが、たとえ除去して、健康な状態に戻ったとしても、結局また、プラーク付いてしまえば、病気は再発します。実験によると、歯周ポケットの中から細菌を除去した後、歯の上にまた細菌が付着すると、歯周ポケットの中の細菌は、4~8週間で増えてくるということがわかっています。これは、歯周病の治療をした後、患者さんが歯ブラシを上手く使えないとすぐ再発するということを意味しています。

歯周病の予防には、歯ブラシでプラークが付かない様にすることも大切ですが、歯周病になり、治療が終わった後、その再発の予防にも、機械的なプラークの除去、つまり歯ブラシで歯茎の上のプラークを除去することは非常に大切です。また、歯科医院でのプロによるメインテナンスも効果的です。ご自身でのハミガキでは除去することが難しい部分も、専用の器具を使用して取り除くからです。

また、様々な洗口液(マウスウォッシュ)が市販されていますが、残念ながら一度歯面、あるいは根面に着いてしまったプラークを取り除く薬剤は現在の所ありません。(洗口液はあくまで補助的なもの)歯ブラシもしないのに歯周病にならない人もいれば、歯ブラシをしっかりしているのに歯周病になる人もいます。

● 歯周病になる3つの要素

・歯周組織が細菌感染に強いか弱いか
歯を支えている組織が細菌の感染に強ければ、歯周病に罹患しませんが、弱い場合は歯周病になりやすいです。
(遺伝的なものなので変えることはできない)
・歯周組織の防御機能が一定の時期弱った場合
ある時期、歯と歯ぐきの間の防御機能が弱ったとしたら、歯周病に感染することになります。
(遺伝的なものなので変えることはできない)
・歯面についた細菌(プラーク)の量
歯面に付いた細菌、つまりプラークの質や量が問題となる。

歯面に付いたプラークのうち、10数種類が歯周病を引き起こすと考えられていますが、歯周病菌が歯面に付いていたとしても、これをコントロールする事は可能です。(細菌を0にする必要はありません)歯面に付着した歯周病菌の数を、ある一定のレベルまで減らせば、生体がもつ防御機能によって防御されます。

歯周病になったということは、治療が終了して、健康な歯周組織に戻ったとしても、この3つの要素のどれかに問題があったわけなので、再発を防止するためにも、治療後のメインテナンスが必須となります。

「歯周病と全身疾患」

  • ・歯がどんどん無くなってきてどうしたらいいかわからない
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